息抜き
収穫祭
うちの獣医学科は農学部だ。
そんなわけで、でかい農場があって、年に一度、収穫祭もある。
今までは授業がつまっていたこともあって興味すらなかったが、初めて収穫祭に参加してみた。そろそろ卒業するのを感じて、改めて農学部っぽいことをしてこなかった自分に気づいたのだ!
そう思えたのは「もやしもん」の影響が多少はあるのだと言える。この漫画は農学部を題材にしていて、その独自な大学スタイルがなかなか楽しい。確かに、うちの大学もその片鱗を醸し出している。恥ずかしながら、アレを見てから、農学部っぽさを体感したくなってしまった。どうでもよいことだが、アニメ版「もやしもん」のオープニング画像にはうちの大学の農場がふんだんに使われているのだ!!
さてはて、肝心の収穫祭だが、500円で日本酒飲み放題、うどん食い放題、柿を持ち帰り放題!そして、絵に書いた漫画のごとく堕落した行事だった、分かっていたことだけど(笑)。見ての通り、トラックが舞台で笑ってしまった(写真)。
コーチングは興味深い
コーチングの大御所が来ると聞いて、農場どないすんねん研究会(NDK)のみなさんとコミュニケーションフォーラム2007東京に参加した。
コミュニケーションフォーラム2007東京
http://www.tokyoforum2007.com/modules/eguide/
僕にとって一番興味深かったことは、「人がすごいことをやりだす(=人がいい意味で化ける)」にはどすうれば良いのか?という点であった。それへの答えとして、講師曰く「入る器が出来てから、中身が広がる」というものでした。
最初は「何を言ってるんじゃ、この人は?」と思ったが、話を聞いていくとなるほど、と思えてきた。
「人は誰しも自分の中に価値観の枠組み(=パラダイム)を持っている」というのです。その枠組みの中に、知らず知らず自分を押さえ込んでいて、あと一歩でその枠からはみ出せそうという時にブレーキをかけてしまう。
では、その枠組みからどうやったら抜け出せるのか?それにはまず、「器を広げ、いろんな自分を受け入れる」ことだと言います。さて、器を広げるとは何でしょうか?
それは、自分の観念を取っ払い、「~~~かも」と受け入れてみる、という簡単なものでした。
僕たちは「自分の気持ち(固定観念やパラダイム)で世界を彩っている」、と彼は言います。例えば、世界を「大変だ」で彩っている人には何事も大変と思えてくる、と。
なるほど、確かにそうかも。僕も、「忙しい」、「やることがいっぱいだ」と最近考えすぎていて、そんな世界が最近広がっていたような気がする。
フォーラムでの「ありえない3つの職業」という体験ワークは、今まで考えてこなかった自分を「そういう面もある…かも」と認めることで、自分の中身を広げるプチ体験で、非常にドキドキわくわくの体験であった!
帰ってから早速、僕はちょっと「~~~かも」を導入してみた。
・卒論でちょっと忙しい…かも。でも大丈夫かも。
・朝起きるのは苦手…じゃないかも。だって、用事あるときはちゃっかり起きるし。
・仕事はギリギリにならないとはかどらな…くないかも。だって、ギリギリになってからのあの行動力といったら!
そう、講師の言うように「僕らに欠けてる物はない」のかも知れません。今までしてこなかったのは、価値観の枠組み(パラダイム)が邪魔していただけ…なのかも。
こういう考えができるって、結構楽しいなぁーと思った。
さて、暗い気持ちを払拭し、大変な時期を乗り切ろう!!
黄足鴎
行徳鳥獣保護区へ行った。鳥見のために行ったのではないが、久しぶりに鳥をまともに見た気がする。今シーズン初のユリカモメがやけに新鮮だ。
違うカモメでもいないかと望遠鏡を覗いていたら、黄足のセグロカモメ系が1羽混じっていた(写真、奥から2羽目)。
比べると以下の特徴を持っていた。
・足が黄色
・セグロカモメより小柄
・背面が少し濃い
・頭が小さく、かわいく見える
・頭部のグレーが少ない
・嘴の赤斑が大きい気がする
果たしてどなたなのだろうか??カモメは図鑑によって名前が違っていたりするからあまり勉強していなく、詳しくないんですよ!ホイグリンカモメ?ニシセグロカモメ?
せっかくなので、カモメ識別ハンドブックでも買って勉強してみようと思った。
カモメ識別ハンドブック 氏原 巨雄、氏原 道昭 他 (2000/09) 文一総合出版 |