またもや成牛のナックルをBOS副木を用いて整復をした。最近、僕たちの診療所はとにかく運動器疾病に関する診断と外科的治療・整復に力を入れている。
超音波画像診断装置にて下腿筋を調べてみたが、筋層に異常は無かった。浅指屈筋も腓腹筋もクッキリハッキリと映っていた。知覚反応のない領域が有ることからも、この牛は神経の損傷によるナックルであることが疑われた。
最近、「なんでそんなにナックルの牛が多いの?」と聞かれることが増えたが、日々、真摯に症例と向き合っているだけだと思っている。
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