ハクチョウのたんぼ


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自分の関わっているシンポジウムの打ち合わせのため、印旛沼近くの農家であるSさんの所へ行った。このSさんはかれこれ、4年も千葉の地で「冬水たんぼ」を実践している!
「冬水たんぼ」とは、冬季の間も田んぼに水を張り、自然の力を利用して田んぼを耕すという不耕起農法だ。ガン類の越冬地として有名な伊豆沼近くで多く実践されているのは周知の事実だが、千葉の地でもそれから続いていたとは知らなかった。「冬水たんぼ」のシンポジウムとガン類観察のために、伊豆沼へ行った数年前が懐かしい。…そして、こんな形で「冬水たんぼ」にまた関わることになるとは思わなかった。
さて、この「冬水たんぼ」はガン・カモ類の越冬地としての意義もある。さすがにガン類はいなかったが、Sさんの田んぼにもたくさんのコハクチョウがいた。
話によると、ハクチョウの飛来地として売り出していた本埜村の田んぼは、オナガガモに占拠されてしまったそうである。そこにいたコハクチョウがSさんの田んぼに来ているという。
中に、アメリカコハクチョウが2羽入っていて、ちょっと得した気分だった♪
【県 名】 千葉県
【市町村】 印旛郡栄町
【場 所】 印旛沼周辺、房総のむら
【年月日】 2008年1月27日(日)
【時 刻】 15:30~17:00
【天 候】 晴
【観察者】 だいもで他4名
【環 境】 田んぼ、林
【観察種】

  1. カワウ(300)              8. タシギ(1)        15. シジュウカラ
2. コサギ(1)                9. キジバト         16. カワラヒワ
3. コハクチョウ(400)       10. ハクセキレイ     17. スズメ
4. アメリカコハクチョウ(2) 11. タヒバリ         18. ムクドリ
5. オナガガモ(1)           12. ヒヨドリ         19. ハシボソガラス
6. オオバン(1)             13. シロハラ
7. タゲリ(30)              14. ツグミ
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