牛舎には配合飼料をついばみに、よくドバトやキジバトが入ってくる。
彼らとは違う声を、この辺の農家で聞くことがよくある。
ポポーポ!
(僕には「カトーチャ!」と聞こえる)
上を見上げると…、いた!
シラコバトEurasian Collared Doveだ!
牛舎内に国の天然記念物がいるという所もそうはあるまい。
畜主に聞くと、シラコバトを見るようになったのは10年ほど前かららしい。やはり、シラコバトの分布域は広がっているようなのだ!
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7/2 鳥塚
休日の今日、久しぶりに上野へ出向き、不忍池を歩いた。夕暮れ時であったので、それほど日差しもキツくなく、相変わらずの人出で賑わっていた。
一面の蓮池も、まだ蕾までで、花まではあと僅かであった。気付けば、足元にカルガモの雛がご休憩中。
ウミネコは群れで騒ぎ、すぐ近くの杭でコサギはお食事中。
ベンチに座ると、上空でツバメが乱舞していた。少数ながら、ヒメアマツバメも混ざっていた。
餌付け等の影響もあるのだろうが、非常に鳥との距離が近く、双眼鏡がなくとも充実度は高かった。
池の真ん中に、鳥塚なる石碑を発見した。説明書きによると、鶏肉販売の組合の方々が、鳥肉生産に寄与している「諸鳥類」へ感謝の意を表しているそうだ。牛のための牛魂碑含め、このような行為をする日本人の感覚って好きだなぁ。
7月より、私の診療所に新人さんが配属されました。僕は、4年目にして始めて後輩を持つことになる。ワクワクとドキドキが混在する。
まずは、山本五十六の言葉を肝に命じ、接していきたい。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」
6/12 軍艦巻き
筑波大学の後輩たちと茨城県南部から銚子・九十九里にかけて鳥の調査に行ってきた。
バードソンにも参加していたため、筑波山スタートで大急ぎで利根川、銚子と下って行く。予定通り快調に進み、銚子からはホエールウォッチング船フリッパー号に乗ります。
アシナガウミツバメ、オーストンウミツバメを満喫して漁港に戻り、やっと一息というタイミングで奴は出現した。
僕たちのすぐ上空を大型鳥類が悠々とはばたいていく。「グンカンドリだ!」後輩が走りながら何度か叫んでいる。グンカンドリspの幼鳥だった。一瞬の事にみな呆気に取られてしまった。
飛んで行った方向へ探しにいくと、海上で飛んでいるのを再び発見した。やはり上空高い所を悠々と飛んで行き、消えて行った。が、今度は遠すぎた。
グンカンドリ類の幼鳥は識別が難しいとされている。我々が見た個体も、大きさの比較ができず、識別まで至らなかった。
フィニッシュは木戸浜でコアジサシとアジサシを眺めていた。長い一日だった。
4/30 Paddlefloat project 2011
4/30から5/1にかけて、房州素人船団緊急行事 Paddlefloat Project 2011に参加してきました。安房のカヤッカーが集い、チャリティーイベントを開いたのです。
もちろん、僕はカヤックなどやったことありません。職場の大先輩に誘われて行って来ました。
体験シーカヤックがあり、プロの手ほどきの元、30分程の航海に出ました!自分の力で海をグイグイ進めて楽しい!!またやって見たいと思うような、素晴らしい体験が出来ました。これだけでも行った甲斐がありました。
もちろん、チャリティーオークションにも参加。面白いタープ兼テントを、格安でゲットしてしまいました。その晩に早速使用。これからも楽しみです!
夜は皆様と懇親会。僕の実家の酒屋から、東北の日本酒を持って行きました。宮城の浦霞 純米辛口と、山形の初孫 旬香だったのですが、大好評であっという間になくなってしまいました。本当に美味しかったし、皆さんと気持ちを共有できて良い経験をしました。
参加費やオークションのお金は、全額東北の復興のために募金するそうです。南房総の地から東北へ、みんなのエネルギーが伝わることを祈っています。
4/29 小櫃川河口にて
4/29から、なんとビックリ4連休になってしまいました。この機を逃してはならぬと遊びまくります。
4/29はまず、カワウの標識調査に参加してきました。カワウのヒナに環境省の足環と、観察可能なカラーリングを装着します。
後日に再度カラーリングが観察されたり、回収されたりすることで、カワウの移動や寿命に関するデータが得られるわけです。
調査終了後、一人現地に残り、鳥見を楽しみました。もちろん、カワウの足環探しも怠りません。この日はカワウのコロニーにて、五羽の黄色いカラーリングの解読が出来ました。
S69:2005年標識、15回目
3P8:2008年標識、9回目
/2G 右赤コイル:2000年標識、2回目
/9C:2000年標識、3回目
5K2:2007年標識、4回目
黄色いカラーリングは関東の印。さてはて、どこで装着された足環なのでしょうか。現在、カワウ標識調査グループに照会中です。記録を問い合せました(上記に追記)。
干潟に出ると、丁度潮が満ちてくるところ。丁度よいかと思いきや、シギ、チドリ類はぜんぜんいませんでした。
チュウシャクシギとキアシシギがいたのみ。朝にはハマシギがそこそこ見られたそうですが。。。残念!
美しいカニ?の穴。