見方を変えれば世界が変わる


早くも実習の3日目になりました。
ようやく、夏の記憶が復活し、だいぶかつて学んだ動きができるようになってきましたね。やっぱり、ちょっと離れていただけで忘れてしまうことが多いんだから恐ろしい…
道東のほうは良い天気続きで、気持ちいいですね☆これで、一日フリーならゆっくり鳥見にでも行こうという気力が湧くんだけど、勉強に追われていることもあり、まだまだそんな余裕は生まれません。
今日、診療した仔牛はまぁ元気なんだけどずっと下痢続き…下痢止めの薬もあまり効いてない様子。。。
もしかして、コクシジウム症
注)コクシジウムとは原虫の一種で、消化管の細胞に寄生・増殖して、宿主に下痢を起こさせる。なお、だいもでは、昨夏の実習の時、同じく原虫で近縁のクリプトスポリジウムに牛の下痢から感染してしまったようで、散々な思いをした。3日で、5キロも痩せ、1週間下痢続きに…。やっぱり原虫とか寄生虫はダイエット効果抜群なんだなぁと実感(余談)
ってことで、臭い茶緑色の下痢うんこを回収し、顕微鏡で覗くことに。
一見汚ならしい臭いうんこも、顕微鏡と染色液の手にかかれば、宝石をちりばめたような風景に一変します。
さらに原虫探しに没頭すれば、10分は飽きません。
しばし、宝石の輝きをご堪能ください↓
コクシジウム探し中

今晩からは天気が大荒れのようで、雪が60センチも積もるとかニュースでやっていました。さて、どうなることやら…

牛の体内にいたい…


だいもで@別海町になりました☆
昨日の早朝に夜行バスで到着しました。それにしても、公共交通機関って正月もなにもないんですね。大変そう…
でも、助かります。北都交通さま謝々!
着いてそうそう、そのまんま実習に突入しました。そう、牛の獣医の実習です。
何をするかというと、NOSAIの獣医師の先生にくっついて車であちこち病気の牛を診療してまわります。
昨年の夏にも実習に来ていたのですが、今回は私的に頼んできているし、学校もあるので1週間しかいれません。
どんな格好で、行くかというと、Tシャツにベスト着て、レインコートを着るだけ。なぜかというと、直腸検査をしやすくするため、極力半袖でいたいからです。
夏の服装と変わっていたのはベストの有無のみぢゃん。寒い寒い…
そして気づいたこと↓
牛の体内は暖かーい
写真は西別川。鳥見はいまのところ行っていません。しかし、診療中に結構車で走っていますが、見かけた猛禽はトビのみです。ケアシが見たーい
西別川

北の大地


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北の大地
今日から@北海道になりました。正月早々から牛の獣医実習をしに行くことにしたからです。懲りもせずフェリーと夜行バスで…鳥見+貧乏魂は相変わらずです。
当初1人だけのはずだったのですが、いつも誘いを断って悪いなぁと思っていたNさんを二日前に誘ってみたら、急遽彼も航路に同行することになりました。やはり彼はどことなくおかしい…ではなく、鳥にかける情熱がすさまじいと表現しておきましょう。
さて、肝心のフェリーの鳥ですが、端的にいって…ハズレ、種数もいまいちなら数もいまいち。なによりも、冬の主役であるエトロフウミスズメのどでかい群れが全く見れなかったんだもん!!
[観察種]
アビsp、カンムリカイツブリ、ウミウ、シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミスズメ、エトロフウミスズメ、ハシブドウミガラス、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、ウミネコ、ミツユビカモメ、コアホウドリ
と、ウミスズメ類はボロボロ…コアホウドリはかなりの数見れました。
北の大地に上陸後はウトナイ湖に行きましたが、ここは出そうなのがそこそこでました。
写真はフェリーでの鳥見の様子。後半の天気は良かったが、鳥は良くなかった。