当院が農業共済組合へ提出した一部の病傷事故診断書に対する審査の遅延が発生しております。
経緯と対応を以下にお知らせします。
【経緯】当院のお客さまが加入する農業共済組合から、８月中旬に事前の説明もなく通知がありました。内容は、繁殖障害の病傷事故診断書の審査について治癒転帰の判断時点を変更する、というものでした。この判断により、８月審査分に提出してあった当院からの診断書の一部が、審査されることなく返送されてしまいました（2022年10月3日）。
【対応】家畜共済制度の運用が記載されている共済事故事務取扱要領を確認したところ、当院が作成した診断書の治癒転帰の判断時点に問題が全くないことが分かりました。そのため、当院が作成した診断書は制度上問題がない旨を当該の農業共済組合へ指摘しました。その結果、通知のあった治癒転帰の判断時点変更は制度上問題があることを当該の農業共済組合は認め、当院は謝罪を受けました（2022年10月6日）。当院へ返送されてしまった一部の病傷事故診断書については、審査のために再提出することになりました。よって、当院のお客さまへ支払われる共済金の一部が１ヶ月遅延いたします。
今後も、畜産農家のお力になれるよう、当院では家畜共済制度に則ったサービスに努めてまいります。