2021/5/7 尿膜管遺残だけ


最近は理由があって牛の手術を積極的に行っている。診療依頼のあった臍の腫脹も、手術にて整復することにした。

バリカンが無かったので、不本意ながら剃刀で剃毛してから手術開始。腫脹部位は摘出して、腹膜を閉じて、筋層と皮膚を縫合した。

尿膜管がキレイに臍と融合して、ヘルニアとして腹腔外へ脱出していた。当初、尿膜管の存在に気付かず、切開して尿が出てきてビックリ。断端は結紮してから腹腔内へ戻した。コレの遺残だけの病変ってのも珍しい。

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