2021/2/23 もやし残渣の製造工程の見学


もやし残渣はタンパク質が豊富な有用なエコフィードで、僕は飼料設計を依頼されると、好んで使っている。

しかし、なぜもやし残渣が多量に発生するのか長らく理解できなかったので、もやし工場へ連れて行ってもらった。

連れて行ってもらったのは茨城県内の山の麓の工場だ。何でも、もやしの生産には多量の水が必要なので、水が豊富な場所にしか工場がないのだとか。話し合いの後、工場内を実際に見せていただいた。

緑豆の皮は洗い流され、根は切られる。

製造ラインから落ちてしまうもやしも発生することが分かる。

工場内から集められたもやし、根、皮は外で洗われる。

もやし残渣のみがベルトコンベアで運ばれる。

もやし残渣は切断され、蟻酸を添加される。

蟻酸は大型タンクから吸い上げられる。

pHが4くらいになり、切断されたもやし残渣が出来上がる。

トランスバックに貯めてから、畜産農家へ出荷される。

もやし残渣の一連の工程を視察でき、大変有益であった。こうやって立派な酢漬けのもやしが出来上がるんだね!!

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