2017/3/23 アウトプット


Essential reproduction第9章p169まで
・膣は発情周期によって構造的な変化がある。多くの種で、estrogenは上皮の体細胞分裂を促し、角質化する。これはげっ歯類で特に顕著で、腟スメアを調べることでどの発情周期か調べられる。この変化の要因のには、腟細菌叢に利用される代謝産物の変化による。これらにより腟分泌物の匂いは変化し、それによって行動学的な変化が生じる。
・腟内における白血球の割合もホルモンの支配を受けており、分葉好中球はprogesterone優位な時期に増加する。


子宮炎、胎盤停滞、細胞学的子宮内膜炎、purulent vaginal dischargeが乳量や淘汰に影響しているかどうかを調べた論文を読んだ(10.3168/jds.2010-3758)。彼らの一連の研究の一つ。
・分娩後20日時点、2産以上の経産牛において、子宮炎では乳量の低下(約3kg)が見られた。胎盤停滞では、2産以上の経産牛において全期間において乳量の低下(約2kg)が見られた。
・子宮炎、胎盤停滞、細胞学的子宮内膜炎、purulent vaginal dischargeはどれも淘汰要因になっていなかった。

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