Essential reproduction第9章p168まで
・子宮はホルモンの支配を大いに受けており、卵胞周期には子宮内膜が増殖する増殖期、黄体期には子宮腺から糖タンパク、糖類そしてアミノ酸を分泌する分泌期に分けられている。
・増殖期のestrogenで最も重要な役割は、progesterone受容体の合成を促すことである。排卵前までにはその結合能を獲得する。
・黄体期のprogesteroneは子宮腺からの糖タンパク、糖類そしてアミノ酸を分泌を促している。実質細胞は丸々と大きくなる。特徴的ならせん動脈も発達する。子宮内膜に対しては興奮性を落とさせる。
・黄体期が終わるころになると両ホルモンが少なくなり、分泌上皮が崩壊する。多くの哺乳類では子宮内膜は吸収されるが、ヒトや類人猿ではらせん動脈からの出血と共に排出される(月経)。