Cytological endometritisとclinical endometritisの違いについての論文を読んだ。(10.3168/jds.2010-3428)
・CytobrushはPMNにして、これをreferenceにした。clinical endometritisはMetricheckを用いてVDS0-5で評価。搾乳牛を産後35日と56日に診断した。産後120日までの受胎の有無を評価。
・ロジスティック回帰分析では、Cytological endometritisを35日時点で評価するとPMN6%以上および産次が、56日時点で評価するとPMN4%以上および産次受胎に影響していた。Clinical endometritisを35日および56日時点で評価するとVDS3以上および産次がに影響していた。
・生存分析をすると、cytological endometritisとclinical endometritisの診断は相乗的な効果を示していた。また、clinical endometritisと診断した牛の内、cytological endometritisであった割合は35日時点で38%と56日時点で36%であった。
ちょっと解析が難しく、理解できないところもあったが、やはり別物の評価方法ということだな。