3/12のアウトプット / 腟鏡とMetricheckの分娩後利用とその後の繁殖成績


Essential reproduction第9章p156まで。
・Estradioleは低濃度ではnegative feedbackの働きをしてFSHとLHの分泌を抑えるが、高濃度が48時間も続くとではpositive feedbackの働きをしてFSHとLHのサージ状分泌をする。

・Progesteroneは高濃度(黄体期)ではestradioleのnegative feedback作用を強めてFSHとLHの分泌を抑える。また、estradioleのpositive feedbackの働きを阻止するためFSHとLHのサージ状分泌が起こらない。

・Inhibin AとBはオスへの作用と同様に、negative feedbackの働きをしてFSH分泌を選択的に抑制する。


腟鏡とMetricheckの分娩後利用を比較した後発の論文を読んだ。(10.1111/j.1751-0813.2009.00469.x)

産後平均14日の乳牛をVDS0-3で評価している。検査方法の順番を検討しているが、既報(10.1016/j.anireprosci.2006.03.017)と違ってほとんど差は出ていなかったもののMetricheckのほうが検出率は高い傾向。それぞれの検査方法をVDS=1-3で治療なし, VDS=1-3で治療あり, VDS=0の3つに分類して繁殖成績を追った。治療薬は子宮用cephapirinを用いた。ロジスティック回帰分析の結果、多くの繁殖成績でVDS=1-3で治療ありとその他の群で有意差が出た。

一番詳細に検討しているように思える。また、やはり方法の順番は関係が無いような気がする。

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