実習生として来た獣医学科2年の学生さんと行った蹄病について書きそびれていた。乾乳期から右後肢を痛がっていたが、分娩してからの治療依頼であった。
写真1のように、すでに病変から外蹄踵部の蹄冠へと排膿しているようであった。
外蹄踵部の白帯には多量に膿汁が貯留しており、病変を広く開放創にした(写真2, 3)。
この牛の直前にも蹄病治療希望がもう1頭いたのだが、枠場に入れてから大暴れして興奮状態になってしまったので、その牛は後日に対応することにした。そんなこともあり汗だくになりながら蹄病治療を終えた。
学生さんに感想を聞いてみたら、「とても怖かったです」とのこと。そりゃあ、最初見るとそう思うよね (^_^;