後躯の膿瘍


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大腿部分が大きく腫れている牛がいた。患部はとてもとても大きかったが、起立に不自由はない。しかし、痛がる様子が見られるために切開することにした。

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できるだけ下部にてメスで切開すると、血様膿汁が噴き出してきた。

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膿汁は多量で、10L以上あった。排出後は、左右の足の太さが大体等しくなった。

しかし翌日、切開部位が塞がってしまい、再び膿汁が貯留してきた。今度は、排出用ドレーンを設置して対応した。

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