Anomalies of the cervix uteri of cattle


Abusineina ME

Br. Vet. J. 1970Jul;126(7):3

PMID: 5529168


  • Fincher and Williams (1926)が69.5%もの牛に生殖器異常のある牛群を報告したのに端を発する。
  • Scorgie and Ottaway (1942)が未経産の肉柱の発生率を報告している。
    Scorgie, N. J., & Ottaway, C. W. (1942) – ‘Two anatomical features of clinical importance in the vulvo-vaginal tract of the bovine.’ Vet. J., 98, 134.
    →the Veterinary journalから、The British veterinary journalになって、the Veterinary journalに名前戻すのやめてくれ。紛らわしい…。
  • Springs (1945)は10頭の奇形の報告。内、6頭は肉柱。
  • Doby (1951)は6000頭のと畜牛を使用し、118頭(1.97%)に奇形の報告。117/118は肉柱から重複外子宮口であった。
    DOBY PB. Instances of reproduction with uterus unicornis and uterus didelphys. Vet Med. 1951 Feb;46(2):60-1.
  • 125頭の牛群の12.8%に、279頭の牛群の6.81%にミューラー管の融合不全による奇形の報告あり。
    K. SITTMANN, W. C. ROLLINS, and J. W. KENDRICK: A GENETIC ANALYSIS OF THE DOUBLE CERVIX CONDITION IN CATTLE, J Hered (1961) 52 (1): 26-33
  • 数回受胎したと考えられた重複子宮牛の報告有り。
    Craig J. F. (1937). Vet Rec., 49, 479
  • Springs (1945)は肉柱から重複外子宮口の軽度な奇形なら受胎率に問題はないが、重度な奇形だと受胎に影響があると報告している。
    Springs, D. N. (1945). Vet. J., 101, 138.
  • Arthur (1958)は2頭の子牛を産んだ経産牛が、重複子宮であったことを報告している。屠畜時にも妊娠中であり、胎児や胎盤は正常だった。
    Arthur. G. H. (1958). Vet Rec., 70, 278.
  • この論文でも、15/20の軽度な奇形には白体が計64個あり、平均4.27産したと推定している。しかし、5/20のより重度な奇形では白体が計14個しかなかった。重複子宮の1頭にも、4個の白体があった。
  • Lagerlof and Boyd (1953)は品種によって発生率が違うこと、Sittman et al. (1961)は特定の牛群において同一の奇形が高率に発生することから、遺伝による奇形であると報告している。
  • “The evidence indicates that inheritance of this sex-limited defect is conditioned by a single autosomal recessive gene with low penettance and variable incidence of cervical anomalies in different breeds.”
    K. SITTMANN, W. C. ROLLINS, and J. W. KENDRICK: A GENETIC ANALYSIS OF THE DOUBLE CERVIX CONDITION IN CATTLE, J Hered (1961) 52 (1): 26-33
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