写真は手前より、浅趾屈腱浅部、浅趾屈腱深部、深趾屈腱を並べている。
次に、図説にはどのように描かれているのだろうか。
図は美しいが、深部の構造がいまいち分からない。Bovine Anatomy: An Illustrated Textより。
こちらは馬の図である。非常にシンプルであるが、浅趾屈腱深部は描かれていない。Turner and McIlwraith’s Techniques in Large Animal Surgeryより。
そして、これが僕の混乱する原因になった図であるが、解剖した後では正しいことが分かった。ただし、もうちょっと浅趾屈腱の分岐や太さについて注釈があれば良いのになぁ。牛の外科マニュアル 第2版―手術手技と跛行より。
これは、馬の浅趾屈腱切断術の図であるが、外科的にはこれが分かりやすい。一番手前にある太い腱の束が浅趾屈腱であり、血管と神経をちゃんと見てから切除すればよいのだ。Turner and McIlwraith’s Techniques in Large Animal Surgeryより。