凝りもせずTrueperella pyogenes乳房炎に関わっている。この乳房炎のざっくりとした要点を挙げるとこんなところかな。
- Arcanobacterium pyogenesからT. pyogenesへ分類変更となった(Yassin et al., 2010)
- 古くから夏季乳房炎(Summer Mastitis)という膿性の乳房炎として報告されている(Packer,1977)
- 高い体細胞数(Malinowski et al., 2006)、著しい乳量の低下(Gröhn et al., 2004)、高率の乳房機能不全(Waage et al., 2000)、慢性例では高い淘汰率(Cha et al., 2013)が報告されている
- 一方、22~40%の治癒率(石山ら, 2013, Hirvonen et al., 1994)が報告されている
- 予防には乾乳期の抗生物質治療が有効と考えられている(Bradley, 2002)
血液寒天培地では微小コロニーで、完全溶血をする。
発表のスライドはまだまだ序盤で、材料と方法に入り始めたところでまだまだ終わる気配は…ないorz.