今日は北海道の大学の先生の講演と実習があった。Production Medicineの概要と代謝プロファイルテストの実施方法について勉強し、模擬農場を使っての代謝プロファイルテストのバーチャル実習をグループに分かれて行った。
事前調査(更新率、死廃率、四変発生率等)、現地調査(農場視察)、代謝プロファイル結果(Ht, NEFA, BHBA等)から知り得た問題点を整理する過程が面白かった。問題点を関連付けてつなげていき図に表わす事で、より根本の問題が分かり、対処ポイントが分かる。方法論はKJ法の応用であるので、農家自身に手伝ってもらうと非常に効果的であろう。TOC理論の現状問題構造ツリーの方が根本問題がより明確になると思うが、こういうまとめ方の手法を話す大学の先生はいなかったと思う。自分やっている問題整理法に近く、非常に嬉しかった。
代謝プロファイルテストの血液検査を乾乳牛と泌乳初期の牛に対して、少ない項目だけで実施していた事も衝撃的であった。血液検査のターゲットをピンポイントに絞っても、診断が成り立つことを知れたのは非常に勉強になった。
限られた時間で作った、僕の班のまとめ。
帰りに、ちーば君を記念撮影。見つけるとどうしても反応してしまう。