6/6の2 白帯病


先週の話であるが、蹄病治療で白帯病を診た。先日の会社の研究集会で、白帯病の分類に関する発表があったばかりなので、非常に興味深かった。

左後Before

After

After、横から撮影
白線に溜まった膿は、蹄冠の方へと瘻管を形成し、蹄冠へと広がっていた。蹄冠では、円形に炎症が広がっており、一部自壊の跡が見られた。発表にあった症例と同じパターンであった。

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「6/6の2 白帯病」への2件のフィードバック

  1. こんばんは、初めまして(^^)
    今年から牧場の仕事についたはしもとと言うものです。働くにつれ牛の仕事の奥深さに魅了されています。
    最近削蹄の事を知り大変興味があるのですが、勉強したくてもなかなか参考になる本など見つからず悩んでいたときにこちらのブログを見つけて拝見させて頂き勉強しております。
    ブログを拝見していて良く出てくる蹄病で、白帯病をみるのですがどのような病気なのでしょうか?調べても出て来ないのでお忙しいと思いますがお暇な時に教えて頂けると幸いです(^^)

  2. >はしもとさん
    コメントありがとうございます。確かにインターネット上に蹄病の情報はあまりないですよね。参考になる本は、後日まとめて紹介したいと思います。
    ここでは簡単に白帯病の説明だけします。白帯とは蹄壁角質と蹄底角質の境目にあたる部分で、繋ぎ目なので強度が比較的弱い部位です。ここへ異物が入ったり、炎症が起き、細菌感染が起きた状態が白帯病です。蹄病の好発部位の一つです。
    いつか、もうちょっとまともに解説したいと思います。

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