1/24 乳頭手術2


乳頭損傷した牛に簡単な外科処置を行った。

損傷から2日経っており、裂けた部位は壊死し始めていた。

乳頭槽まで傷は入っておらず、乳汁の漏出はない。乳頭口も無事だ。
そこで、乳頭口を生かすように、裂けた部位を切除する事にした。Mastitis Control in Dairy Herdsにも、切除した方が治りが良いと書いてある。

乳頭内および創外から浸潤麻酔をし…

鋏にて裂けた壊死組織を切除。

スキンキュアパッドをつけ…

包帯をした。
外傷には湿潤療法がやはり良いような気がしており、乳頭にはスキンキュアパッドを使うのがマイブームである。

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「1/24 乳頭手術2」への3件のフィードバック

  1. なるほど、このパッドは良さそうですね。乳頭に固定できるのがいいです。
    自分も買って見ようかと思います。
    この牛は搾乳中の牛ですか?
    搾乳中の牛の場合、搾乳時にパッドはどのようにするのでしょうか。
    毎回交換するのか、搾乳を休ませるのか、それとも乳頭チューブと併用するのでしょうか。

  2. >Q太郎さん
    コメントありがとうございます。今回の牛は搾乳牛です。処置時に導乳管を使いましたので、一回搾乳はお休みとしました。半日もすれば血も止まりますので、後は様子で搾乳してみてと話しました。今回の畜主は導乳管で2日程搾乳した後、ミルカーで搾っています。傷も2日もすれば、大分落ち着きます。
    傷の治癒のためには、2-3日は導乳管(と乳房炎軟膏)を使うのが良いと思います。乳頭チューブはまだ使っていないので分かりません。スキンキュアパッドは接着性はなかなかい良いのですが、吸水量はイマイチです。搾乳時に毎回交換するのが望ましいと思います。
    僕もまだ試行錯誤の段階ですので、ぜひ使ってみて感想を教えていただけると幸いです。乳頭には一番小さいサイズでちょうど良いです。

  3. 買っておいて、機会があれば試してみようとおもいます。
    乳頭チューブは、自分はよく使う方ですね。
    乳頭損傷が治るまで、搾乳せずに休ませられるところが好きです。
    つなぎ牛舎では、牛床が汚れるのが難点ですが。

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