5/15 14肢目:趾間過形成


削蹄をしたのに足を痛がると診療依頼があった。

蹄を見ると、蹄踵間に大きな異物ができていた。触ると、とても痛がり、大暴れをしてしまう。どうしようかとしばし悩んだが、雨の勢いも強くなってきたので、思い切って切除した。

当然、切除部位からはシャーシャーと出血した。さらに、蹄底潰瘍も認めた。どうやら、潰瘍部と切除した異物が繋がっていそうだが、とても痛がるので詳しくは後日にまた見ることにした。ひとまず、圧迫包帯して終了だ。

切除した異物は約4cm大であった。断面は蹄の構造を有していた。もしかすると、スピロヘータ感染による、過形成だったのかもしれない。
僕らもウオノメが、常に地面に触れていたらきっと痛いだろう。異物が再生されないことを望む。

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「5/15 14肢目:趾間過形成」への1件のフィードバック

  1. まとめtyaiました【5/15 14肢目:趾間過形成】

    削蹄をしたのに足を痛がると診療依頼があった。蹄を見ると、蹄踵間に大きな異物ができていた。触ると、とても痛がり、大暴れをしてしまう。どうしようかとしばし悩んだが、雨の勢いも強くなってきたので、思い切って切除した。当然、切除部位からはシャーシャーと出血した…

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