導入したばかりの牛が、分娩後すぐに食欲不振に陥り、第四胃左方変位に至った。しかし、その牛は、前回の手術手術跡の左下が腫脹しており、排膿の跡が見られた。
内科療法でも治らず、本日はその牛の第四胃左方変位の再手術であった。恐ろしい手術にならなければ良いが…
前回の固定部位は大網としっかり付着していたが、伸びており、第四胃は左方へと変位していた。前回の固定部位は、皮膚の腫脹部位と同じ部分であった。
前回の固定部位を外そうと鈍性剥離していると、皮膚の腫脹部位から明らかに排膿してきた。どうやら前回の固定部位から糸を伝って瘻管を形成していたようだ。
整復の邪魔になるので、仕方なく前回の固定部位と糸は切った。もし、瘻管内に多量の膿が入り込んでいたら、腹膜炎の原因になるかもしれない…。
このようなことが起こらないよう、野外においても手術は少しでも衛生的になるように心がけるべきであると思った。
まとめtyaiました【5/7 第四胃左方変位の再手術】
導入したばかりの牛が、分娩後すぐに食欲不振に陥り、第四胃左方変位に至った。しかし、その牛は、前回の手術手術跡の左下が腫脹しており、排膿の跡が見られた。内科療法でも治らず、本日はその牛の第四胃左方変位の再手術であった。恐ろしい手術にならなければ良いが…前…