最近は蹄病ばかり当たります。
まずは、先日のリベンジから。今回は削蹄枠場を使用。安全に素早く処置ができた。やはり蹄病処置には必須である。
痩せている牛であったので、蹄球枕のクッションがほとんどなく、硬い蹄底であった。
お次はただの削蹄を両後肢。
少しは上手に削蹄できるようになったであろうか?
仕上げは重度な蹄病であった。
蹄球は全体に肥厚。
蹄冠部より排膿し、酸っぱい臭いが漂っている。
蹄底潰瘍も内蹄にある。外蹄は白帯から蹄冠に瘻菅が形成されていた。壊死した組織ごと、大きく切除した。
農家から良い言葉を聞きました。
「正直に、腹を立てずに、たゆまず励め」
この土地にゆかりのある、鈴木貫太郎元首相の言葉である。