3/30 同一農家でノカルジア再び!


搾乳立会を行っている農場から乳房炎乳汁の検査依頼があった。培養してみると、2検体からノカルジアが検出された。

羊血液寒天培地では、白く粉っぽいカサカサのコロニーである。

グラム染色をすると、細長いグラム陽性の桿菌であった。特徴を総合的に判断すると、ノカルジアの慢性乳房炎の症状である。去年の夏から、この農家では三頭のノカルジア性乳房炎が認められている。いくらなんでも、多すぎである。
ノカルジアは環境性で、難治性である。この農家では、きっと牛床に問題があるに地が地がない。

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