疣状皮膚炎が多発する農家へ診療に行ったら、突如、蹄病治療を頼まれた。
両後肢共、痛がっているようなので、軽度な方から削蹄を開始。
また疣状皮膚炎かと思っていたら、違うらしい。外蹄を押すとずいぶん痛がるので、詮索していくと、立派な蹄底潰瘍であった。ヒールレスにして終了。この程度なら、できるだけ蹄底を薄くして減圧するだけでもよいのかもしれない。今回は真皮まで開放してしまった。
より痛がっていた右後肢は立派な疣状皮膚炎であった。ジュクジュクしたイチゴ状の疣からは悪臭が発せられていた。こちらの蹄は新人のさとちゃんに削蹄を譲った。
どんなに忙しくても、妻子のためにきちんと食事を作る自分をたまに褒めてあげたくなる。
今夜はなぜかサツマイモとおからのスイーツまで作ってしまった。さっぱりとしてうまし。