2/26 雲の楽しみ方


「 雲」の楽しみ方
ギャヴィン・プレイター=ピニー著
桃井 緑美子 訳


いつぞやの誕生日に頂いた本だが、途中まで読んで放置してしまっていた。「これはイカン」と読み直してみた。
本書はクラウドウォッチングを楽しんでいる著者が、雲の種類やでき方、文化的な側面等を解説した本である。正直、これほど雲の種類が分類できるとは思ってもみなかった。基本の雲は、積雲、積乱雲、層雲、層積雲、高積雲、高積雲、乱層雲、巻雲、巻積雲、巻層雲の10種類だが、さらに小分類がある。この10種類の名前だけですでにややこしい。
だが、それぞれに違いがあり、特徴がある。それを少しだが理解できた。
特にモーニング・グローリーと呼ばれる、回転しながら移動する雲を見に行く章が面白かった。あたかも僕らバードウォッチャーが、珍鳥を探しに地球の裏側へでも行くようで、その心情が理解できた。
著者らが属している「雲を愛でる会」のHPも面白かった。
色々な雲の素晴らしい写真を見る事ができる。
THE CLOUD APPRECIATION SOCIETY

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