海外逃亡;クライストチャーチ観光!?


 最後の街となるクライストチャーチは、南島で最も人口が多い。大聖堂がある街として有名だ。観光スポットやお買い物もたくさんできる場所はあるが、あいにく僕たちのホテルはハグレー公園の向かい側にあり少し遠い。ホテルの自転車を使って遊びに行くことにした。
 まずはハグレー公園を経由して中心街へ向かう。この公園は非常に広く、エイボン川が間を流れ、市民の憩いの場所となっているようだ。
 公園内の池に、Little Shagを発見!やはりお決まりのポーズ。
little shag
 その後、公園脇のカフェで名物のパンティングを見ながら食事をし、大聖堂を観光。しばし、観光らしい観光をする。
大聖堂
外装は工事中でしたが、中のスタンドグラスは美しかったです。
 そして、ここから5km以上を自転車で移動して、自然保護区を見に行くことに。なんと、前日に妻が「見てみたい」と言い出し、これには本当にたまげた。数日で妻の興味に少し変化があった様子だ。
 蛇行するエイボン川を何度か横切り、迷いながら進むこと1時間半。ようやく着きました、Travis Wetland!住宅街の裏に、なんと湿原が広がっている。そこは、僕に行徳鳥獣保護区と尾瀬を連想させました。
全景
 あ、Pukeko!見たかった鳥があっさり見れました。うーん、クイナ類はやっぱりかわいい…。てってけてーっとそこいらを歩いています。
プケコ
 水面にはBlack Swanや数種のカモ類が浮かんでいて、この辺も行徳を連想させる。観察小屋に入ると、やはり季節にはシギ・チドリ類も入ることが分かり、面白そうな場所だと実感する。ところで、Black Shag(=和名カワウ)が、現地名でKawauと表記されているのはなぜなのでしょうか?
観察小屋
 何らかの保護区に指定されているのかと思いきや、肉牛の牧草地が隣にあり、そこにも大型の鳥が次々に降りていく。何かと目を移せば、大量のCanada Goose(カナダガン)!日本では驚くべき光景が広がる。一つ白っぽいガン類が混ざっているので図鑑を開くと、Feral Gooseでした。と共に、外来種の多さに改めて気付く。他にもMallard(マガモ), Black Bird(クロウタドリ), Song Thrush(ウタツグミ), Chaffinch, Redpoll, Greenfinch(カワラヒワ), Starling(ホシムクドリ), Australlian Magpie等がそうだ。やはり島の生物相は外来種の影響を受けやすい。
肉牛
 堪能した後、体は疲れているものの自転車でホテルまで戻らなければならない。が、それにしてもニュージーランドは自転車の走行レーンがあって走りやすいし、左側通行のルールやヘルメット着用が徹底されていて、実にすばらしかった。日本の感覚で走っていたら、何度か怒られました。
入り口
借り物の自転車だったので所々壊れていて走りづらく、お尻も痛かった。
 レストランで食事をしてからホテルに戻ったけど、実に充実した・疲れ果てた最終日なのでした。

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