海外逃亡;クイーンズタウンへ突入


 早くもダニーデンの街を発ち、クイーンズタウンへ向かうことになった。
 出発前に、オタゴ大学博物館に寄るが、大学付属の割に、とてつもなく大きい!内容も充実している!一階にはカフェまでついて、雰囲気は日本の県立博物館といった印象。じっくり見ていたら一日でもいられそう。マオリ文化からNZランドの生物相、自然科学、船舶やらなぜかエジプト(ミイラまで展示してあった)等まで。
便器
博物館一階のトイレには、便座に貝殻が封入してあった。2階には同様にいらない古釘でした。
 クイーンズタウンへは、タイエリ渓谷鉄道(Taieri Gorge Railway)とバスを使って向かいます。ただの移動だけならバスが最も早いのだけど、その辺は観光旅行というやつです。しかし、この鉄道は眺めも良く、雰囲気は「世界の車窓」から。”この国では珍しく”、山間の緑の木々の間を進んでいく。この時点では気付いていませんでしたが、ニュージーランドに残っている森林は25%ほどとのことで、後は恐ろしいくらいに放牧地やら畑やらになっています。
タイエリ鉄道
まさに世界の車窓から!
 その通り、プケルンギで鉄道を降りてバスに乗り換えたのですが、後はひたすら放牧地と点在する羊たち。最初は物珍しく写真も撮っていましたが、あきるほど延々と続きます。緯度が高く、標高もそれなりに有り、どうやら植物もそんなには生えてこない様子。畜産大国ニュージーランドは、まさに土地の勝利といった印象。
羊
 クイーンズタウンに着いた頃には夜9時でしたが、なんとまだうっすらと明るい夕暮れ!日がとてつもなく長い!!

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