獣医療+コーチング=???


コーチングは、目標達成への外部補助の手法で、ビジネス業界で広く用いられているようです。仕事を押し付けるのではなく、目標に向け自主的・自発的にやるように仕向けるための方法論といった感じでしょうが、僕も首を突っ込み始めたばかりなので説明できません。似たような分野に、コーチング、リーチング、ファシリテーション、ワークショップやPLAといったコミュニケーション手法もありますが、その違いや利用の仕方はまだまだ知らないことだらけです。。
wikipedia「コーチング」
とりあえず、自分の知識のまとめという意味合いも含めて、今まで関与してきたコーチングを紹介します。
1. 原田隆史公式ホームページ
→先日紹介した本「大人が変わる生活指導」の著者です。彼はリーチングという手法で、目標達成に人を導くのを手助けしています。
2. コミュニケーションフォーラム2007東京
→コーチング界の重鎮が集まって講演とかをしています。先日、でかいフォーラムがあって、非常に面白かった。「岸英光」という人が、コーチング界では非常に名が売れていて、いくつもの著書があるので読んでみるとよいのかも。
3. 牛獣医師のアグリコーチング現場
→獣医療にコーチングの手法を取り入れている山本さんのブログです。獣医界では草分け的な存在になるのでしょうか。…といっても、コーチングという名前を知らなかっただけで、こういった手法を経験的に用いてきた人は過去にもいたとは思います。
4. 農場どないすんねん研究会
→コーチング等のコミュニケーション手法を用いて農場の問題の根本解決を図ろうという趣旨の勉強会。各地で実践した報告を元に、不定期で勉強会を行っている。僕はここで初めてこれらの手法の存在を知り、衝撃を受けた。
で、この分野というのは獣医学科ではもちろん習いません。ですので、みんな知らなかったわけですが、実は一番重要だったりします。結局は、獣医ができるのは動物の個別治療であって、病気を生み出した根本の原因は飼い主や農家さんが自ら気付き、行動しなければ変わらないからです。それを、コミュニケーションの手法を使って支援していこうというのが、「農場どないすんねん研究会」の取り組みです。
しかし、常々思うのが、これを応用できるのは獣医療だけに限ったことではないということです。例えば、これらの手法を獣害対策に適応できるのでは…!!
もうちょっと勉強して、身につければ様々な分野に応用できるように思う今日この頃。そんなこんなで、だいもでの野望は膨らむ。

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