coffee time!


2007/11/08一部加筆訂正
20071111120440

今日はジャパンバードフェスティバルに行ってきた。
ジャパンバードフェスティバル2007
http://www.birdfesta.net/
天気は雨がずーっと降り続ける…もぅ雨で地面はぐちゃぐちゃ!一般客はあまりなく、身内イベントと化していた(笑)
そんな中、寒かったので暖かいコーヒーが非常に嬉しかった!
さて、写真のコーヒーですが、「鳥に優しい」とのこと。聞くとスミソニアン博物館国立動物園付属機関(スミソニアン渡り鳥センター)の認定を受けたコーヒー農場のものらしい。小川珈琲さんも親切に説明してくれて、コーヒーにも少し詳しくなった気が☆
小川珈琲-渡り鳥にやさしいコーヒーは地球環境にもやさしい
http://www.oc-ogawa.co.jp/md/?st_fair
スミソニアン国立動物園
http://nationalzoo.si.edu/
寒かったけれど、久しぶりの知人にもたくさん会えて、心暖まる1日ではあった。
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2007/11/08加筆
ちょっと気になったので、バードフレンドリー®(Bird Friendly®)について調べてみた。
まず、スミソニアン動物園内の渡り鳥センターのHPは以下になります。コーヒーについてのスライドショーがあるので、ぱらぱら見てみると良いかも。
スミソニアン渡り鳥センター
Smithsonian Migratory Bird Center

http://nationalzoo.si.edu/ConservationAndScience/MigratoryBirds/
さて、この「バードフレンドリー®」印は、渡り鳥センターが承認しています。で、どのようなコーヒー農場に対して承認しているかというと、「自然環境に配慮した日陰育ちのコーヒー栽培」ということになりそうだ、乱暴に言うと。
コーヒーには、「①Sun coffee; 大量収穫を目指し工場化した単一栽培」「②Shade coffee; 森を有効利用した林間栽培」とがある。
①Sun coffeeでは、邪魔な木が一切ないので簡単・大量に収穫できるが、直射日光を浴び、葉っぱの病気は多く、農薬もたくさん使い、鳥も寄り付かない。
②Shade coffeeでは、機械が入れずらく労力はかかるが、農薬は使わないので安全性が高く、生物相が豊か。
なので、鳥類の生息環境を有する②Shade coffeeをスミソニアン渡り鳥センターは応援しているようだ。
この話を読んでいて、僕は「冬水田んぼ(冬期湛水水田)」を思い出した。
冬水田んぼは、冬季の田んぼに水を張ることでカモ類の越冬環境を生み出すと共に、田んぼの生物相が豊かになり農薬や化学肥料の少ない稲作栽培をすることが可能となるというものだ。
http://www.jawgp.org/wfj001.htm
http://www.jgoose.jp/wfrf/wfrf2003/pphtml/iwabuchi.html
生物の保全の手法を考えた場合、ある動物種の生息地の保全が直接的な方法だが、環境に配慮した第一次産業の形態というのも負けず劣らず重要だ。
現在は大量生産を支える工場化した第一次産業が主流だが、様々な動植物の生息環境を生み出していた一昔前の農業がまた注目を集めているように思う。
作業は大変かもしれないが、いろんな生き物に囲まれ、ゆったりとした時間が流れ、美味しいものができる、そんな農業を僕も応援していきたい。

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