株主総会


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株主総会
JALの株主総会に初めて参加した。僕の投資ではないのだけど、僕名義で親が株を買っていたのである。昨今の買収騒ぎで関心が高まっているなか、物は試しと僕も参加することにしたのです。
30分前には会場に着いたのですが、例年より参加者が多いらしく長蛇の列。結局、メインの会場は満杯で第二会場に案内されてしまった。
第二会場では悲しいかなモニター越しに様子を見ます。なんだかテレビを見ているようであまり楽しくない。肝心の話も、形式通りに次々と進んでいきます。株主総会なんてこんなもんなのかと思っていたら、ようやく質疑応答の時間になった。
怒り爆発の個人投資家が多く、その後はまさに混沌としていた。
財政面、安全面の質問から株価の値下がり、インサイダー取引ではないのかという追求、JALの対応への文句やサービス向上、退任要求やら個人の悪口、自分の作文らしきものを延々読み始める人まで…実にいろんな人がいるんだなぁと変な心境で眺めていました。ヤジは飛びまくるし、警備員に連行される人はいるし、モニター越しに札束らしきものが乱舞してるし、メイン会場は本当に楽しそうでした。
個人株主が投資について興味を持つようになったのはいいことだと思うけど、それだけいろんな人が来て意見を述べる権利があるわけで、対応する方も大変なんだろうな、と思った。もちろん、それらに対して説明する責任が運営側にはあるわけですが。
しかし、肝心のそれらに対する説明は貧相でした。精一杯やっている…、中期計画の途中なので…、株主総会と直接関係ないから…
等…
ちょっとおそまつでした。(「おそまつだぞ」、っていうヤジに社長は「おそまつでなく、自分は西松です」などと笑いを取っていたけど)
結局、株主総会で分かったことは、経営状態が厳しいから無配当ってことでした。JALの先行きは暗いですね。
あ、期待していたお土産は図書カードでした。500円分の…
JALの先行きはやはり暗い。

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