エトロフウミスズメ
今日は朝からずっと、フェリーのデッキから鳥を見ていました。
細かい事は後にして、まずは観察種を。
【場所】 苫小牧航路(仙台沖~下北半島沖)
【日時】 2007年2月17日 6:00-16:45
【天候】 晴れ、所によりうねりがひどい
【観察者】 だいもで
【観察種】(概数)
1. コアホウドリ (1)
2. クロトウゾクカモメ (1)
3. セグロカモメ (100)
4. オオセグロカモメ (350)
5. ウミネコ (750)
6. ミツユビカモメ (7000)
7. ウミガラス (1)
8. ハシブトウミガラス (120)
9. ウミスズメ (120)
10. エトロフウミスズメ (30)
11. コウミスズメ (100)
12. ウトウ (6)
番外. キタオットセイ (120)
【感想等】
エトロフウミスズメが非常に少ない。冬の海であのうごめく黒い群が見れないのは非常に残念なことである。群は20羽くらいのを1度見ただけ。しかし、フェリー直下に出た個体を、冠羽まで観察できたのには感動!ほんとにあんな羽がついてるなんて!!!
ウミガラス類は比較的よく観察できた。喉が完全に黒い生殖羽になっている個体が多く、とりあえずブトウミとして数は取った。ウミガラスの非生殖羽は1羽しか見つからなかった。
ウミスズメは遠くをぱらぱら。数も少ない印象。ウトウも一度飛んでるのを見ただけ。
そんな中、当たったのがコウミスズメ☆小さいウミスズメ類だとはすぐに分かるも、こいつら飛ばないですぐに潜って逃げちゃうんだから困りました。その後、直下に小群が何度も出現!うーん、かわいぃ、あんだけ小さいと応援したくなります。
実は直下に出た小型ウミスズメは結構いたのですが、その中でシラヒゲウミスズメらしきものを見てしまいました。黒い小型ウミスズメで、眼の後方に白線を持っているのを辛うじて確認。自信ないからリストにはいれていませんが、明日の八戸航路にリベンジを誓う!!!
ミツユビカモメはかなりの数がいて、僕を飽きさせませんでした。やっぱりミツユビはかわいぃ、とくに幼鳥の翼上面はたまらない!トウゾクカモメ類に期待していたのですが、クロトウを一度みたきりでした。見つけられなかっただけだと思いますけど。
やはり航路は眼の数が物を言いますね。
ところで、フェリーの船が変わっていました。初めて「べる」に乗ったのですが、何でも日本海側で運行していた船だとか。車は多く積めるようになった一方で、定員は少なくなったみたいです。Nさんも行く予定だったけど、船が満席で乗れなかったそうです。今後、航路の観察には注意がいりそうです。
また、3月からは夜便の出航時間が真夜中になるみたいです。これらは、飛行機と船の住み分けの流れなんでしょうね。一般旅行者は飛行機の方が早くて便利ですもんね~。
明日は初の八戸航路!出航は24時だから、それまでゼミの論文でも読むか…